2009.08.03 Monday
藤下さんの「自転車生活」VOL.52
■快適バイクジャージへの改造
●毎週末、雨が降ったり曇ったりしていても、まだまだ暑さは盛りです。
ジャージの下に着て涼しくなる、クーリングアンダーはクラフト、アソス、パールイズミ、ツータイムズユーなどなどいろいろあります。
●ボクもバイクジャージ1枚の方が涼しいのではと思っていました。
クーリングアンダーとはいえ、重ね着するというのは抵抗がありますよね。
でも、湿度が高く気温も高い日本でも、クーリングアンダーは絶対着た方が涼しいです。
●と言うのも、体の表面に発生した汗をバイクジャージの内側の面が、汗を吸い上げて、ジャージの生地の表面へおくり出します。これが即乾く機能を持ったバイクジャージの生地の機能です。バイクジャージの表面へ送り出した汗に風が当たると、汗が気化するときに熱を奪って涼しくする機能があります。
●発汗の少ないライダーなら、これでも十分に汗がすぐに乾いて、クーリング機能も働いてくれます。完全に汗が乾いていなくても、肌触りがさらさらでドライな感じを演出して快適性を高める生地のバイクジャージもあります。
●しかし、一般のライダーは大量に発汗して、バイクジャージの汗が即乾く機能の生地の能力を上回ってしまうと、汗が飽和状態になり、汗の気化の効率が悪くなるためです。その汗の吸収のキャパシティを大きくしてくれるのがクーリング機能のあるアンダーウエアです。
●ボクも実際に着て走るまでは、即乾機能のあるバイクジャージ1枚の方が涼しいのではと思っていました。バイクライドは、スポーツの中でも体に風が当たる量が格段に多いので、クーリングアンダーと汗を素早く気化させる機能を持ったバイクジャージの機能が生かされやすいスポーツなのです。
●バイクライドは走っているとすごく涼しいのに、信号や休憩で止まると暑いし、肌の表面に汗が噴き出してくるのは、風によるクーリング機能が働いていることを表しています。
●クーリングアンダーは締め付けが厳しいサイズはストレスになるのでダメです。かといってルーズフィットの方が風が入るのではと思いますが、だぶだぶでは肌への密着が少なくなるので、汗を吸い上げる機能の効率が下がります。だからクーリングアンダーのサイズ選びは重要です。
●バイクジャージのサイズ選びも同じです。風が入るルーズフィットがいいと思いますが、クーリングアンダーの表面に送り出された汗をバイクジャージの即乾素材が吸い上げるためには、適度にフィットしていないと毛細管現象で吸い上げられません。
●と言う訳で、クーリングアンダーもバイクジャージも、サイズ選びがクーリング機能を左右します。クーリングアンダーを来た時にフィットするバイクジャージの組み合わせを選びましょう。
●その化学繊維素材の生地を採用した即乾素材のバイクジャージの性能を活かして快適に走るには、いくつかのバイクジャージを選ぶポイントがあります。まずはバイクジャージの生地の選び方です。メッシュタイプ、即乾素材、UVカット重視素材の3種類が主流です。
●バイクジャージを着ていれば、UVカット機能はいずれも働くのですが、メッシュ素材はその目の粗さから光を通して日焼けしがちです。即乾素材はかなりUVをカットする機能があります。カラーがブラックやブルーやグリーンなど濃い色のモデルは、紫外線も含めて光を吸収してくれます。ただし、赤外線などを吸収する分暑く感じます。
●UVカット機能を持っているバイクジャージの素材は、紫外線を通さない機能を高めるために、パールイズミのアロフトなどは、どうしても生地の目が詰まって風を通しにくくなっていたり、伸縮性が低下しています。特殊な織り方、特殊なUVカット素材をコーティングしたり、練り込んでいたりします。
●実際にUVカット機能を持った、アームカバー、レッグカバー、ジャージなど、手にとって伸縮性や空気の通りをチェックして選びましょう。UVアームカバーでお薦めなのはアソスとツータイムズユーですね。UVレッグカバーはツータイムズユーやデソトかな、伸縮性が高く動きを妨げないのはパールイズミでしょう。
●マヴィックなどメッシュタイプの薄いジャージ、これは風をより通すことで汗を気化させてクーリングしようとするタイプです。ジャージ1枚の場合は、肌に発生した汗に直接風をあてて気化させ、生地の表面に吸い上げた汗を気化させてクーリングする機能を持っています。発汗量が少なければクーリング効果を期待できます。
●大量に発汗するライダーは、メッシュ生地に汗がオーバーフローして汗を気化させる機能が低下することも考えられます。このモデルにクーリングアンダーを着ると汗を吸収する機能が高まりクーリングには効果的です。
●ただし、バイクジャージそのものが、クーリングアンダーの表面から、バイクジャージの表面に汗を運び出す機能そのものは、即乾機能を追求した生地のモデルより低いと思います。
●風によるクーリングを追求するなら、フロントのファスナーの長さを気にしてください。3分の1のモデルより、ジャージの丈のハーフの位置までのモデル、それよりさらに風の導入によるクーリングを考えるなら、フルオープンのモデルを選ぶことです。
●風をはらんでバタバタする方が涼しげなんですが、クーリング機能を追求すると、適度にフィットしている方が有効というのが結論です。そして、より風を入れられるメッシュジャージも発汗量が少なければ有効ですが、大汗をかく人は即乾機能の生地採用のジャージが涼しいことも分かりました。
●おまけの付けたしですが、重要なジャージのコンフォート化テクニックを紹介しちゃいましょう。それは、袖の部分のゴムなどをカットしてしまうことです。ハサミやカッターナイフで、袖の先端を切って、生地1枚のペラペラの状態にしてしまうのです。風は入るようになるし、袖の圧迫がなくなるので本当に快適です。
●袖の幅に合わせて、約22cmの幅の段ボールやカッターマットを用意して、それにバイクジャージの袖を通して、切る位置にカッターナイフの刃先をリードする定規を当てて、いっきに切り離します。袖の縫い目には止めの縫いをしておけばほつれません。もし洗濯し生地がほつれてきたらハサミでカットしておきます。ではでは。
●毎週末、雨が降ったり曇ったりしていても、まだまだ暑さは盛りです。
ジャージの下に着て涼しくなる、クーリングアンダーはクラフト、アソス、パールイズミ、ツータイムズユーなどなどいろいろあります。
●ボクもバイクジャージ1枚の方が涼しいのではと思っていました。
クーリングアンダーとはいえ、重ね着するというのは抵抗がありますよね。
でも、湿度が高く気温も高い日本でも、クーリングアンダーは絶対着た方が涼しいです。
●と言うのも、体の表面に発生した汗をバイクジャージの内側の面が、汗を吸い上げて、ジャージの生地の表面へおくり出します。これが即乾く機能を持ったバイクジャージの生地の機能です。バイクジャージの表面へ送り出した汗に風が当たると、汗が気化するときに熱を奪って涼しくする機能があります。
●発汗の少ないライダーなら、これでも十分に汗がすぐに乾いて、クーリング機能も働いてくれます。完全に汗が乾いていなくても、肌触りがさらさらでドライな感じを演出して快適性を高める生地のバイクジャージもあります。
●しかし、一般のライダーは大量に発汗して、バイクジャージの汗が即乾く機能の生地の能力を上回ってしまうと、汗が飽和状態になり、汗の気化の効率が悪くなるためです。その汗の吸収のキャパシティを大きくしてくれるのがクーリング機能のあるアンダーウエアです。
●ボクも実際に着て走るまでは、即乾機能のあるバイクジャージ1枚の方が涼しいのではと思っていました。バイクライドは、スポーツの中でも体に風が当たる量が格段に多いので、クーリングアンダーと汗を素早く気化させる機能を持ったバイクジャージの機能が生かされやすいスポーツなのです。
●バイクライドは走っているとすごく涼しいのに、信号や休憩で止まると暑いし、肌の表面に汗が噴き出してくるのは、風によるクーリング機能が働いていることを表しています。
●クーリングアンダーは締め付けが厳しいサイズはストレスになるのでダメです。かといってルーズフィットの方が風が入るのではと思いますが、だぶだぶでは肌への密着が少なくなるので、汗を吸い上げる機能の効率が下がります。だからクーリングアンダーのサイズ選びは重要です。
●バイクジャージのサイズ選びも同じです。風が入るルーズフィットがいいと思いますが、クーリングアンダーの表面に送り出された汗をバイクジャージの即乾素材が吸い上げるためには、適度にフィットしていないと毛細管現象で吸い上げられません。
●と言う訳で、クーリングアンダーもバイクジャージも、サイズ選びがクーリング機能を左右します。クーリングアンダーを来た時にフィットするバイクジャージの組み合わせを選びましょう。
●その化学繊維素材の生地を採用した即乾素材のバイクジャージの性能を活かして快適に走るには、いくつかのバイクジャージを選ぶポイントがあります。まずはバイクジャージの生地の選び方です。メッシュタイプ、即乾素材、UVカット重視素材の3種類が主流です。
●バイクジャージを着ていれば、UVカット機能はいずれも働くのですが、メッシュ素材はその目の粗さから光を通して日焼けしがちです。即乾素材はかなりUVをカットする機能があります。カラーがブラックやブルーやグリーンなど濃い色のモデルは、紫外線も含めて光を吸収してくれます。ただし、赤外線などを吸収する分暑く感じます。
●UVカット機能を持っているバイクジャージの素材は、紫外線を通さない機能を高めるために、パールイズミのアロフトなどは、どうしても生地の目が詰まって風を通しにくくなっていたり、伸縮性が低下しています。特殊な織り方、特殊なUVカット素材をコーティングしたり、練り込んでいたりします。
●実際にUVカット機能を持った、アームカバー、レッグカバー、ジャージなど、手にとって伸縮性や空気の通りをチェックして選びましょう。UVアームカバーでお薦めなのはアソスとツータイムズユーですね。UVレッグカバーはツータイムズユーやデソトかな、伸縮性が高く動きを妨げないのはパールイズミでしょう。
●マヴィックなどメッシュタイプの薄いジャージ、これは風をより通すことで汗を気化させてクーリングしようとするタイプです。ジャージ1枚の場合は、肌に発生した汗に直接風をあてて気化させ、生地の表面に吸い上げた汗を気化させてクーリングする機能を持っています。発汗量が少なければクーリング効果を期待できます。
●大量に発汗するライダーは、メッシュ生地に汗がオーバーフローして汗を気化させる機能が低下することも考えられます。このモデルにクーリングアンダーを着ると汗を吸収する機能が高まりクーリングには効果的です。
●ただし、バイクジャージそのものが、クーリングアンダーの表面から、バイクジャージの表面に汗を運び出す機能そのものは、即乾機能を追求した生地のモデルより低いと思います。
●風によるクーリングを追求するなら、フロントのファスナーの長さを気にしてください。3分の1のモデルより、ジャージの丈のハーフの位置までのモデル、それよりさらに風の導入によるクーリングを考えるなら、フルオープンのモデルを選ぶことです。
●風をはらんでバタバタする方が涼しげなんですが、クーリング機能を追求すると、適度にフィットしている方が有効というのが結論です。そして、より風を入れられるメッシュジャージも発汗量が少なければ有効ですが、大汗をかく人は即乾機能の生地採用のジャージが涼しいことも分かりました。
●おまけの付けたしですが、重要なジャージのコンフォート化テクニックを紹介しちゃいましょう。それは、袖の部分のゴムなどをカットしてしまうことです。ハサミやカッターナイフで、袖の先端を切って、生地1枚のペラペラの状態にしてしまうのです。風は入るようになるし、袖の圧迫がなくなるので本当に快適です。
●袖の幅に合わせて、約22cmの幅の段ボールやカッターマットを用意して、それにバイクジャージの袖を通して、切る位置にカッターナイフの刃先をリードする定規を当てて、いっきに切り離します。袖の縫い目には止めの縫いをしておけばほつれません。もし洗濯し生地がほつれてきたらハサミでカットしておきます。ではでは。
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