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月刊サイクルスポーツではおなじみのフリーライター藤下雅裕氏によるブログ「自転車生活」。
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藤下さんの「自転車生活」VOL.139
 ■膝の痛みを解消しよう

毎回、走る度に膝関節や脚が痛くなることもありますし、いつもの距離より長く走れば負荷は大きくなりますから、オーバーユースになって、膝の関節付近の痛みが発生することがあります。

でも、短い走行距離でも膝関節が痛くなることがあります。
脚が痛くなっては走るのが不安になります。

それまでのライドでは何でも無かったことが、走る距離が伸びたり、踏み込むペダリングが多いアップダウンのあるコースを走って、脚にかかる負荷が変わった時に痛みが発生することもあります。ポジションが合っていない場合も脚の痛みの発生の原因になります。それに、体温が上がって関節に体液が潤滑しにくい朝から、いきなり高トルクで踏んだりも膝感熱の痛みを誘発させますから、スタートして30分間くらいは低負荷で走りましょう。

最初に疑う場所はクリートの向きでしょう。

ビンディングペダルは足をカチリとキャッチすると、バネの力でクリートのセンターの位置に足を戻そうとします。

そのクリートのセンターの位置が足の自然な向きとズレがあると、まず、ビンディングペダルへクリートが収まりにくく、キャッチの動作がなかなかうまくいきません。

この症状が発生していたら、ほとんどの場合クリートの向きが合っていないことが原因です。足踏みやペダリングする自然な足の向きに対応させた、クリートの位置の調整で対応して解消できます。

でも、クリートの向きの調整にも限界があります。足の裏の傾斜の調整、バイクシューズのソールの反り、ソールの硬さ、ホイールの剛性、フレームの剛性なども、膝関節や脚の痛みの発生の原因になることもあります。O脚やX脚やその度合いの判断など、スポーツ医科学的なアプローチも必要になっているのではないでしょうか。

スポーツ外科外来で膝関節の専門医にMRIなどで検診を受けて、現在の膝の状況の把握と、医学的な根幹治療が必要か、筋力強化やリハビリテーションや運動後の体のメンテナンスなどで改善できるのか診断してもらうことも考えましょう。

バイクシューズのソールの単なるクッション性の問題でない場合は、痛み発生の解消へ取る組むためには、色々なアプローチが考えられますが、かなりの時間と費用がかかります。

ブログなどでは何度も触れているのですが、X脚や0脚の影響が、足の裏の傾斜に反映していることがあり、それが原因で膝関節が炎症を起こしやすくなっていることがあります。

物理的な対処やサプリメント、テーピングなど、色々な方法で対応してみて、実際に走って試して、膝関節の痛みの発生を解消できる方法を探す必要があると思います。

膝関節に怪我をして手術した経験があることを聞いています。

膝関節周辺の痛みの原因は、関節そのものがダメージを受けて炎症を起こしている場合、筋肉や靭帯の緊張による影響でなど、色々考えられるので、対処方法も色々考えられます。

歩く時も、ペダリングしている時も、見た目は完全に左右ともX脚です。普段歩きに使っているシューズも確認してみてください。

カカトの内側がかなり消耗していると思います。O脚の場合は逆に外側がすり減っているはずです。

X脚の人は、何十年間もX脚で過ごして来ているわけですから、脚の関節も、足首も、筋肉も、足の裏も、床やシューズの底に合わせて、X脚に対応しているはずです。

しかし、シューズの底をみると内側がすり減っています。

ということは、X脚の影響を受けて、足の裏は内側の圧力が高いと言うことです。矯正付きインソール製作の場合と、バイクシューズのソールとクリートの間に傾斜を変えるシム(プレート)を入れて調整する方法が考えられます。

インソールに傾斜を付けて調整することもできます。

この脚の裏の内外で違う圧力を、旨く分散する傾斜を見極めてくれる医師を捜し、傾斜の矯正付きインソールを製作してくれるスポーツ外来の病院で製作してくれるところもあります。

シダスなどのオーダーインソールを製作してくれるショップで、足の裏にフィットするインソールを成型してもらいます。

傾斜に対応する訓練を受けて、経験値もあって、最適な傾斜を見抜くことができる制作者を探し、オーダーインソールに樹脂で傾斜を付けて、トライ&エラーで試すことになります。

または、スキー靴のオーダーインソールをポッドで成型しているショップを探して、足の裏の傾斜のことを話せば対応してくれます。

その場合は、まずフラットなソールのバイクシューズを選び、ワンサイズかハーフサイズ大きめのものを選び、傾斜を付けたインソールを製作する必要があります。

インソールの製作も、1回で傾斜がフィットする場合もありますが、それなりの距離を走って、ストレスをチェックして何度も調整する場合もあります。

シムをセットしてソールの傾きを調整する場合も、実際に走ってみて、痛みが発生するか発生しないか、しっかり踏み下ろせて違和感はどうかなど、傾きの微調整が何度も必要になることがあります。
というわけですので、痛みの発生の原因と、どの方法で解消するかを選択してください。ではでは。

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