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月刊サイクルスポーツではおなじみのフリーライター藤下雅裕氏によるブログ「自転車生活」。
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藤下さんの「自転車生活」VOL.141
 カンパニョーロのギヤ板の交換

昔のチェーンリングとクランクの組み合わせは、PCDの数値で互換性を見分けることができました。

ところが、同じPCD110mmの5アームのコンパクトドライブクランクでも、5本の固定ピンのうち、1本がクランクへ直接ねじ込む構造で、一般的な5ピンで5アームに固定できるPCD110mmのチェーンリングやクランクと互換性はありません。

さらに2012年モデルからの4本の固定ピンを内側から差し込み、5アームを貫通させて、アウターギヤのねじ穴へ固定する構造になって、そのうちの1本はクランクへねじ込んで固定します。

チェーンリングは同じPCDBCD規格でも取り付けられないクランクとの組み合わせがあるのです。

PCD(ピッチサークルダイヤメーター)、BCD(ボルトサークル大やメーター)のことですが、まったく同じことを言っています。

5アームクランク対応の場合は5本の止めピンの中心を結んだ円の直径がPCDでありBCDです。カンパニョーロのレーシングがPCD135mm、コンパクトが110mm。シマノのレーシングがPCD130mm、コンパクトが110mm

9000系デュラエースの4アームも110mm。シマノも105ギヤクランクと、6000系アルテグラや7000系デュラエースのチェーンリングとは互換性が無いし、9000系デュラエースはPCD110mmでも4アームですから当然互換性はありません。

カンパニョーロのチェーンリングと5アームクランクとの互換性が気にかかります。

クランクの材質はカーボンとアルミがあります。止めピンの形式は数種類あります、ここ数年のカンパニョーロのクランクとカンパニョーロのチェーンリング交換のとき、スペアパーツの互換性があるか注意しないと不味いですね。

グレードによってもチェーンリングの仕上げも全然ちがいますね。

カンパニョーロのスーパーレコードのコンパクトドライブのカーボンクランクにセットしていた、スーパーレコードのアウターギヤ50Tとインナーギヤ34Tが、4万kmで歯先が消耗してしまいました。

交換しようと製品番号FCSR134の34Tチェーンリング11Sを買いました。ブラックアルマイト仕上げです。

アウターギヤはアルミのナチュラルカラーのアテナにしようと思っていました。

ところが34Tのギヤの止めピンが通る穴を見ると径が小さいのが4カ所、1カ所がクランクに直接ねじ込むボルト用の大きい径になっていました。
と言うことは同じスーパーレコードのギヤ板でも、アウターギヤ側に4カ所のねじが切られている新型モデルに対応したものでした。

この細い径のボルトで止める形式のクランクの5アームの穴も径が小さくなっている新型クランクにしかマッチしません。

しまった、歯先が新設計されたエクストリームパフォーマンス仕様のギヤクランクは、アウターギヤの形式が変わったんだっけ、インナーギヤ側から止めピンを通して、そのネジの先端をアウターギヤのネジ穴へ直接止める形式になっていたのを思い出しました。

ということは、剪断方向へ力がかかるクランクの5アームの穴の径も通すとメピンの径が小さくなっているはず。

と言うことは2011年以前の外観は同じに見える旧型のスーパーレコードクランクには、チェーンリングは旧型の、歯先形状の設計が古いスペアパーツを探して使うしかないってことです。変速性能が向上していると言う新型のチェーンリングを使いたい場合は、クランクも新しいものを手に入れないといけないと言うことらしい。

おいおいホントかよ、参ったな〜。

シクロクロス用の46Tのアウターチェーンリングも手に入れていて、一緒に買った36Tだと思っていたインナーギヤを確認すると、なんと34Tだったので、このまま組み合わせて使っても良いのかな?。

でも、シクロクロス用のチェーンリングにも落とし穴が、旧型の5ピン止めの形式でした。

と言うことはシクロクロスコンポのクランクは、旧型の大きな穴があいていると言うわけですね。

頭がこんがらかりそうですけど、これは旧型クランクに取り付け可能と言うことですね。

しかし、新たなカテゴリーに区分されている165mmのコンパクトドライブクランクってどっちの形式なんだろう。50×34Tだから新型だよね。

たぶん、だからシクロクロス用のチェーンリングを流用することができないはず。どうすりゃいいんだという試行錯誤はまだまだ続きそうです。

もうチェーンリングの互換性がこんがらかりそう。

カンパニョーロは数年前に発売した旧型カーボンクランクユーザーのこととか、互換性について、あまり考えていないと言うことでしょう。

外観的に同じように見えるカーボンクランクですが、ギヤ板止めピンの形式が変わって、互換性の無いものが発売されています。

そうなると不安になるのが、クランクの5アームの厚さは大丈夫なのか、アウターギヤの歯先と、インナーギヤの歯先との間隔は違っていないのかとか、どんどん疑問が膨らんでしまいます。

カタログを見ているだけでは分からない部分です。

頭を整理してマイクロゲージやノギスを用意して現物を測ってもう一度検討しなくちゃ。
ではでは。

| - | 18:44 | comments(2) | - | - | - | 昨年の記事
はじめまして。

現行のチェーンリングのセットはアウターからピンを入れて、インナーに切られた
メネジにねじ込む形式です。
取り寄せられたインナーの穴にはネジが切られてませんか?
ちなみに、私が店(カンパ有力店です)で聞いた話では、クランクのピンを通す穴は
新旧共通だそうですよ。
| K.J. | 2013/04/11 2:22 PM |
ねじの形式は旧型から追って行くとかなり色々あります。現在市販されているモデルでも止めピンの形式やアルミとスチールの材質が違い、3から4種類あるようです。旧旧型レコードは5mmアーレンキーと空転止めスパナ、旧型レコード10段用は締め合わせ式T30トルクスとボックス型空転止めスパナ、5mmアーレンキーと空転止めスパナの締めあわせ。11段スーパーレコードと11段レコードは旧タイプがT30トルクスとボックス型空転止めスパナ、コーラスとアテネクラスは5mmアーレンキーと空転止めスパナ、最新のスーパレコードやレコードのギヤ板はアウターギヤ側から通しインナーギヤへのねじ込みボルトタイプでT30トルクス、シクロクロス用は7000番アルミCNC切削仕上げのモデルはT30トルクスと空転止めスパナでした。現行の10段のモデルはT30とルクスと空転止めスパナ仕様の止めピンが採用されています。カンパニョーロの最新のカタログでは、この止めピンの部分をCGで修正しているので六角レンチ仕様に見えますが、実際には表側の穴はT30とルクス仕様が主流になっています。
| クマさん | 2013/05/21 5:28 PM |