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月刊サイクルスポーツではおなじみのフリーライター藤下雅裕氏によるブログ「自転車生活」。
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藤下さんの「自転車生活」VOL.144
 ドロップバーの見直し:1

スポーツバイクにドロップバーを使ってますよね。

そのドロップバーの形状や幅は気に入ってますか。ブラケットを主に握って走っていると、ブラケットとドロップバーの肩の部分のスロープがマッチしないで、手の平や手首が痛くなったり、腕の力が有効に使えないとか、狭すぎて肺が収まっている胸郭に圧迫感が発生してストレスになっていませんか?。

ドロップバーの形状はアールが1つのクラシックタイプ、ドロップ部分の一部に直線や複数のアールが設定されて握り易い部分が設定されたアナトミックまたはエルゴデザインがあります。


アナトミック(解剖学的)とエルゴノミック(人間工学的)はドロップバーの形状を表す場合ほぼ同意語です。

このモデルの範囲は広く、アルミは内部から油圧を欠けて成型するハイドロフォーミング成型したモノがありますし、カーボン製は成型のテクノロジーが進化して、その成型の自由度を生かした、部分部分を手に馴染む断面形状や平面、そしてアールを成型して、フィット感を圧倒的に高めています。


最新のドロップバーの形状は、ドロップ部分の前への突き出し寸法が60mm台から70mm台と短く、ドロップ量は120mm以上が一般的というショートリーチバーです。

ステムの突き出し寸法が同じなら、リーチが短くなった分だけブラケットの位置を近くに設定できます。

バーの上の直線部分とブラケットの位置の変化が少なくなり、バーの上とドロップの下の部分の落差は深くて背中を低くできて、グリップ位置をやや近く設定できます。

背中が低い空気抵抗の少ないポジションをリラックスして実現できます。

一般的なドロップバーを使っていて、トップチューブが長いフレームで、ブラケットの位置を近くへ設定したい場合は、ステムを短くしたり、ショートリーチバーへ交換するとブラケット位置を近く設定できます。

ドロップバーの交換はハンドリング特性にも影響します。

もし、リーチが短くなった分だけステムを伸ばすなら、ブラケットの位置をそのままに、ドロップバーの直線部分を引き易いように遠くへ設定できます。

さらに、ステムを伸ばしたことで、ハンドルの切れ角に対してステムの動く量が小さくなって、ハンドリングが安定方向の設定になります。

さらに進化したモデルが、ショートリーチ&ショートドロップバーです。

ドロップ部分のアールはクラシックタイプと、エルゴ&アナトミックデザインの2種類があります。

バーの上、ブラケット、ドロップの下のすべてのグリップ位置の変化を小さくできます。シマノのデュアルコントロールレバーやカンパニョーロのエルゴパワーシフターの、ブラケットやケーブルやブレーキレバーとのマッチングを考えた形状が採用されています。

グリップ位置の変化でライディングポジションの変化が小さいのが好みのライダーや、スモールライダーにマッチする特性です。

ドロップバーを選ぶ基準は、肩幅を基準にドロップバーの幅を選ぶって、よく雑誌などに書いてありますが、その理由はなんでしょう。それはたぶん、ペダリングするピッチやトルクに対応し易い幅を重視している選び方だと思います。

具体的に、肩幅と一緒って言われても、肩幅もドロップバーの幅も、どこの寸法のことを言っているんでしょう。

肩幅はあくまでも基準の1つです、腕を横へ上げて、上下に動かしてみてください、肩関節の肩の方の動かない骨の先端を基準にします。

その肩関節の左右の頂点を真っすぐ結んだ距離を肩幅とします。

ドロップバーの幅はドロップバーの左右の下端のチューブの中心と中心との距離です。

肩幅とドロップバーの下端の幅を一致するサイズを基準に選びなさいと言うことでしょう。

でも、もっと簡単で実践的なドロップバーの幅の選び方があります。

ドロップバーに組み合わせる、シマノのデュアルコントロールレバーや、カンパニョーロのエルゴパワーシフターなどを取り付ける分けです。ライド中かなり長い時間グリップすることになります。

と言うことは、ロングライドとか仏にロードバイクで走るなら、重要なのはドロップバーのブラケットが付く部分の幅ではないでしょうか。そういうライダーがドロップバーの下をグリップするのは、高速走行とか、風が強い日に空位抵抗を避ける低いポジションにしたい時、ダウンヒルで強いブレーキングが必要な時でしょう。

ドロップバーのドロップ部分は上の部分からドロップバーの下の部分まで、前から見ると左右が平行になっているモデルがほとんどです。

だから、ブラケット部分でもドロップバーの下でもいいのですが、グリップした時に前から見て、腕が平行になるドロップバーの幅を、扱い易いドロップバーの基準にするといいでしょう。腕が平行になる幅は、毎分90回転から110回転の高回転のペダリングのケイデンスにマッチします。

スプリントしたり、120回転や140回転などの高回転にマッチするのは、平行より10mmから20mmくらい狭いドロップバーです。420mm幅とか440mm幅のハンドルバーは、回転数の高いペダリングにはマッチしにくいですが、とくるが必要な上り坂などでペダリングピッチが低下した時に、ドロップバーの幅を利用して押したり引いたりして楽に対応することができます。

ではでは。

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