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月刊サイクルスポーツではおなじみのフリーライター藤下雅裕氏によるブログ「自転車生活」。
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藤下さんの「自転車生活」VOL.386

乗鞍の試走は1時間20分切りだったの!

 

2015年の豪雨でショートカットされた7kmコースでの乗鞍マウンテンヒルクライムは、フルタイムワーカーのたまごさんの初めての乗鞍チャレンジでした。

結果は6位入賞でしたが、フルコースでのチャレンジのために2016年も参加することになりました。

この1年間、仕事が忙しくなったみたいですけど、時間を作ってヒルクライムを意識して、峠道を中心に上りも距離も走り込んだようです。

乗鞍にも何度も走りに行ってマジだったようです。

 

バイクもタイムのエッジから、剛性の高い限定復刻版のVXRSに変わりました。

フルカンパニョーロのリミテッドモデルのメカニカル仕様で、相当軽量に仕上げてあります。

ホイールは前輪が25mmハイトのコリマのウイニウム、後輪がボーラウルトラの35です。

 

500mlのボトルに水をフルに入れて取り付けて7kg台前半でしょう。

持っても軽いけど、剛性が充分にあってパワーロスもないバイクに仕上がっています。

 

2016年の乗鞍マウンテンヒルクライムの直前に、4日間ほど乗鞍に滞在してコースを試走したり、トレッキングしていたそうです。

そのコースの試走でけっこうマジに走ったらしく、22kmのフルコースで1時間20分を切っていたそうです。

2016年の女子カテゴリーで上位入賞できるタイムです。

レース本番でなくリラックスできていたから走れたのか、本来持っているパフォーマンスから考えると当然の結果だったのでしょう。

 

仕事上の立場が変わって超忙しくなって、思ったようにトレーニングができなくて焦った時期もあったようです。

負けず嫌いだからモチベーションを保つうのが大変だったと思います。

そこで採用したのが負荷を調整できる固定式のローラー台と、パワーを測定できるサイクルコンピュータです。

 

乗鞍のコースは22kmで平均速度が22kmで1時間。

目標タイムが1時間20分の上入賞のボーダーラインだとすれば、平均時速は20kmから21km、1時間20分間キープというのが目標となります。

 

ライダーに求められるパワーは、1時間、250ワットをキープできる体力です。

そのために、平日は200ワットを1時間キープでローラー台でのパワー測定しながらのトレーニングを初めて、250ワットを1時間キープできるようになったそうです。

 

発生できるワット数から考えると目標の1時間20分は可能で、例年のフルコースでの上位入賞者のタイムと比較すると、10位以内は可能ということが分かりました。

優勝者の16分台までには、現時点のパワーでは3分から4分の差がありました。

 

たまごさんのパワー特性から考えると、ペダリング効率を高めるには、ヒルクライムの傾斜が6%から8%のセクションで、もっともパワーを発揮できるのが、ケイデンスは毎分85回転から95回転、一般的なライダーは毎分90回転で継続的にもっともパワーを発揮できますが、有酸素と無酸素運動のミックス状態で、乳酸が爆発的に発生して筋肉の収縮を妨げるので、普通は長く続けることはできません。

 

たまごさんの1時間続けられる250ワットを発揮する、上限の運動強度の心拍数は168拍くらいが想定されます。

パワーを測定できるサイクルコンピュータはリアルタイムで実走りの、そういう指標の数値が「見える化」されるので、乗鞍のヒルクライムで上位入賞するにはどんなトレーニングに取り組んで、どれだけのパワーの数値を実現すれば、どのくらいのタイムで22kmを走れるようになるかが見えてきます。

 

たまごさんは、平常心拍数が30拍台なので、追い込んで250ワットを発揮して、オールアウト寸前のマックスでも170拍を上回ることがありません。

2016年は乗鞍のフルコースの走りを何度も経験して、直前に走りに行った時は1時間20分切りしていたそうです。

パワーアップしていたし、タイムも出ていたのにそれを本番で発揮できませんでした。

宿はスタートの近く、朝ご飯は少し遅過ぎました。

 

ウオーミングアップのパターンはつかめたはず。

マジだったのにもったいなかったな〜。

 

というわけで、晴天のフルコースを走った結果は1時間25分台で、試走より6分遅れ、お腹が痛くなって150拍以下での走りになってしまい、本来の力を発揮できない不完全燃焼でした。

次の大会までに、酸素を体に取り入れて有酸素運動する心肺機能のアップ、乳酸が発生しても筋肉を動かせる耐乳酸性の向上、乳酸が発生しにくいように筋力アップするなど、また1年かけて強化して2017年の乗鞍で上位入賞を狙いますか。

鈴木店長、乗鞍の宿の手配をお願いします。

ではでは。

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