CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< June 2018 >>
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS
 
月刊サイクルスポーツではおなじみのフリーライター藤下雅裕氏によるブログ「自転車生活」。
<< 藤下さんの「自転車生活」VOL.403 | main | 藤下さんの「自転車生活」VOL.405 >>
藤下さんの「自転車生活」VOL.404

スペシャのコラムサスペンション面白過ぎ!

 

バイクに組み込まれている数あるギミックの中には、かなり大胆なものもあるし、効果がどうかな〜というものもあります。

もっとも有名な石畳みを含むハードコースで知られるのがパリールーベですが、ここに持ち込まれるバイクは特別なものが用意されています。

 

フレームそのものにサスペンションが組み込まれていたり、ロックショックスのオイル&エアーの700C ホイール用のフロントフォークサスペンションにも、パリールーベというモデルがありました。

 

ロックショックスのパリルーベは、最初はフォーククラウンにオイルの流動量をコントロールする閉鎖機構のダイヤル付きでした。

毎年開催されるパリールーベで進化モデルが登場します。フルロックの閉鎖機構が付き、しかもドロップバーのクランプ部分には変速レバーのような開閉をコントロールできるレバーが付き、走行中に路面状況へ合わせて開閉できるようになりました。

 

チタンコラム採用で800gの超軽量モデルは、一般への市販価格が20万円オーバーだったと思います。

ペゼンティのニバクロームで組まれたフレームにダイヤル式の初期モデルをセットして使っていました。

歩道から車道へのジャンプなども問題なくこなせました。

 

サスペンションフロントフォークの効果は絶大ですが、やはりスムーズな路面ではサスが効いたままでは上下に動いてしまい、前に進むパワーをロスしています。

ダイヤルに手を伸ばしてフルロックにするのも面倒でした。

しかも、オイル&エアーの空気を注入する機構の密閉が不完全で、7日に1度は圧の調整が必要で、2度目のオーバーホールでしようを止めてしまいました。

後期モデルの閉鎖機構のレバー付きも試してみたかったな。

 

荒れた路面では油圧のサスペンション機構を生かして、路面からの振動を吸収してストレスを減らし、しかもタイヤを路面へ追従させてグリップ力を稼ぎ、走行を安定させます。

スムーズな路面ではサスペンションフロントフォークの上下の作動で起こる、前に進むためのパワーをロスするのを抑えるためにロックアウトすると言う、パリールーベならではの走り方に対応したシステムです。

 

ふじみ野スズキの佐多メカニックが、スペシャライズドのバイクのヘッド部分を分解していました。

ヘッドチューブに張られているステッカーを見ると、サスペンションがコラムに埋め込まれているようです。

フロントフォークではありません、ステムが上下に動くそうです。フロントフォークのコラムの上端に、クランプで固定されているサスペンション入りコラムに、ステムが固定されて、ステムが上下に20mm動いて、ハンドルやブラケットを握ったライダーへの、路面からの振動を吸収してくれる構造になっています。

 

フロントフォークのコラムはカーボン製で2本の切り込みがつけられて、上端にはアルミ製のクランプバンドが付いています。

そのカーボンコラムの中にスチール製のサスペンションが組み込まれたポストが差し込まれて、クランプバンドを締めて固定されます。ポストの中にはコイルスプリングが装備されています。

 

バネレートが弱、中、強の3種類が付属していて、好みによってバネレートの違うものを選択できます。

サスペンションコラムにステムをクランプすると、上下に動いて路面からのショックを吸収してくれるというわけです。

 

フレームはカーボンで前後に油圧ディスクブレーキ装備のロードバイクです。ロングディスタンスを走ることを想定した、ハンドルだかでなく、シートポストのしなりでも、路面からの振動を吸収する構造を採用した、快適性を追求したモデルです。

シートポストはカーボン製で細い径を採用、ヤグラ近くでもV字を横にした複雑な形状に成型されてショック吸収を配慮し、しかもシートポストを固定するクランプバンドは、シートチューブのかなり下に設定され、2本のボルトでシートポストを固定しています。

 

シートポストの前後左右方向へのしなりでもショック吸収する構造で、シートチューブの上端は、ホーンのような形状で広がり、シートポストがしなって動くことを前提に作られて、シートチューブ上端にはゴム製のカバーがつけられて水の浸入を防いでいます。果たして、シートポストがしなって動くのと、ハンドルが上限に動いて路面からのショックを吸収する構造を採用したこのロードモデルです。

 

フレームやフォークにはサスペンションイステムがないので、ライダーのパワーを路面へ伝える部分ではパワーロスがないとうわけです。しかも、ハンドルも上下に動き、サドルもカーボンシートポストのしなりで振動を吸収する構造を採用して、走りを犠牲にすることなく、長く走った時の快適性アップを狙っているわけです。

 

どんな感じなんだか乗ってみたいです。

ではでは。

 

| - | 23:16 | comments(0) | - | - | - |