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月刊サイクルスポーツではおなじみのフリーライター藤下雅裕氏によるブログ「自転車生活」。
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藤下さんの「自転車生活」VOL.39
ブレーキレバーの効き始めや開きを調整しよう

■手のひらが痛くなることってありませんか?

手の平が痛くなる原因は、グローブのパッドにもよるが
ブレーキレバーのブラケットの取り付け角度や、遠さや低さ
究極にはブラケットの形状が手に合わないということもあるんですが
80〜90%はブラケットの交換ではなくセッティングで快適性をアップすることができます。
さらに長い下り坂やブレーキレバーに指先をかけて
スピードコントロールに備える市街地走行で気になるのがブレーキレバーの開きと
どこまでブレーキレバーを引くとブレーキが利き出すかというストロークの調整です。
ブラケットの固定位置、ブレーキレバーの初期の位置、ブレーキレバーを引いて効き始めるストロークなどを見直して、操りやすい快適なバイクに仕上げよう。



■ブレーキレバーの開き具合を調整する

ブレーキレバーの開き具合は、ブレーキレバーを引くときの操作のしやすさに関係する。
ブラケットを握った上からも、ドロップバーの下を握った時にも
ブレーキレバーへ指を添わせやすさ
さらに、ブレーキレバーを引き始めて、ブレーキパッドがリムに触れてブレーキが利き始めるまでのストロークの調整も重要だ。
ブレーキレバーの開きを調整できるモデルがある
。シマノの7900デュラエースとソラには
ブレーキレバーの開きを調整するネジが付いている。
ティアグラ、105、アルテグラ、アルテグラSLのデュアルコントロールレバーには
ブレーキレバーとブラケットの間にセットして、ブレーキレバーの開きを調整するシムが用意されている。



■3メーカーともブレーキレバーの開きを調整する機構が付いた

スぺシャライズドではシマノ・デュアルコントロールレバー用の樹脂製の調整シムが用意されている。
スラムのダブルタップレバーにも調整メカ(ネジ)が装備されブレーキレバーの開きを調整できる。
さらに、変速レバーの開きも調整できるカムがレバーの根元に付いている。
カンパニョーロの旧型エルゴパワーシフタ―には調整機構はなかったが、
09カンパニョーロのエルゴパワーウルトラシフトレバーは
ブラケットにセットするアダプターの着脱で、ブレーキレバーの開き(初期の位置)を調整できる。



■ブレーキレバーに指の第一関節のかかる開きに調整する

ブレーキレバーの初期の位置を調整する機構を使って、ブレーキレバーの開きを調整しよう。
ブラケットを握って上から指をかけると、ブレーキレバーに指の第一関節まで引っ掛かる角度に調整する。
さらに、ドロップバーの下を握って指を伸ばしたとき、第一関節までが引っ掛かるようにブレーキレバーの角度を調整する。
この調整でブレーキレバーを引いたときの手のひらへのストレスを軽減できる。ブレーキレバーを引きやすくなるのだ。



■ブレーキの利き始めの位置を調整する

ブレーキレバーを引き絞っていくとブレーキが利き始めるブレーキレバーの位置を調整しよう。
手が小さく指の短いライダーは、ノーマルの状態のブレーキレバーは
ブラケットを握った状態で上から指を伸ばすと指先のかかりが浅く引きにくい。
ドロップバーの下を握った状態からも指先がとどきにくくブレーキレバーの操作をしにくい。
シマノ、09カンパニョーロ、スラムのレバーはシムをセットしたり
調整ネジでブレーキレバーの開きを狭して指先の第一関節がとどくように調整することで引きやすくできる。
ブレーキレバーを引くとブレーキアーチが狭くなり、ブレーキパッドがリムに当たりブレーキが「利き始める位置」がある。



■ドロップバーとブレーキレバーとの間隔を1cm以上に調整する

力いっぱいブレーキレバーを引いてもドロップバーとの間隔が1cm開くように調整しよう。
レバーを引いてブレーキが利き始める位置は
ブレーキワイヤを張りを固定する位置で調整したり、ブレーキアーチに付いているアジャスターで調整できる。
ブレーキが効き始めるレバー位置を調整するブレーキレバーを引いてブレーキパッドがリムサイドに当たり
ブレーキが効き始める位置を手が疲れにくい自分の好みに調整しよう。
力いっぱいレバーを引いてもバーと1cm間隔が開くようにするシマノ・7900デュラエースはブレーキレバーの初期位置を調整できるネジが付いている、ブレーキレバーを引いた状態にしてアーレンキーでカバーを外すとストローク調整ネジが露出する



■ブレーキの片効きをアーチのセンター調整で修復

ブレーキアーチの取り付け角度が動いて、センターがずれてしまうことがある。
ブレーキパッドが片側だけリムサイドへ近づいていると、ブレーキレバーを引いてブレーキアーチを絞ると
リムサイドに近づいている片側のブレーキパッドだけが先に当たる現象が起こる。
ブレーキの片効きと呼ばれたり、片当たりと呼ばれるブレーキアーチのセンターのずれだ。
ロードバイクの主なブレーキアーチの形式は、2カ所に軸があるデュアルピボットブレーキと
後ブレーキなどに採用されているセンターピボット(サイドプル)ブレーキだ。
バイクを分解して移動するときなどに外から力を受けると、ブレーキアーチの取り付け位置が移動してしまうことがある。
本来はサイドプルもデュアルピボットタイプのブレーキとも、リムサイドと左右のブレーキパッドの面までの間隔が同じにセットされている必要がある。
ブレーキパッドが片側だけ近づき、もう一方が離れているのが、ブレーキアーチのセンターがずれた状態だ。
デュアルピボットブレーキのセンター調整は、2〜3mmの小さい偏りなら、ブレーキアーチに組み込まれているセンター調整ボルトをアーレンキーやドライバーで動かして左右同じに微調整できる。



■大きなブレーキアーチの角度調整は

ブレーキアーチが大きく傾いている場合は、センターボルトを5mmアーレンキーで一旦緩めてから
ブレーキパッドとリムサイドが左右同じになるようセンターに固定し直そう。
サイドプルブレーキのセンター調整は、5mmアーレンキーでセンターボルトの固定を緩め
ブレーキスパナでセンターボルトをはさんでアーチの取り付け角度が左右のブレーキパッドトリムの間隔が同じになるように整え
センターボルトを締め込んでセンター調整できる。
ブレーキアーチの傾きを修整しよう。ブレーキアーチの大きな傾きの場合はブレーキアーチをフォークやフレームに止めているナットを5mmアーレンキーで一旦緩めて左右のブレーキパッドとリムとの間隔を同じになるように締める。
カンパニョーロのリヤブレーキのようなセンターボルトタイプ(サイドプル)の調整は、ブレーキスパナでシャフトを支えてセンターを修正して、固定ボルトをアーレンキーで締めることで調整作業をできる。


ではでは。

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